洋服の原価と売価について

洋服の原価

洋服1枚ができるまでに最低限必要な原価は、パターン代+生地代+付属代+縫製工賃となります。

パターンは、洋服1枚を作ろうと100枚作ろうと、必要なパターンは1つです。なので、1枚だけだと割高になり、100枚だとその分を割り返せるので、安くなります。500枚や1000枚になってくると、大きい数字で割り返せるので相対的に安くなります。

生地の値段は本当にピンキリです。中国製の安い綿の生地だと1mで300円程度で買えるものもありますし、逆に日本のこだわった綿生地だと、1mにつき2000円を超えるものもあります。

付属代についても、使う付属の品質によって値段はまちまちです。ただ、付属は生地ほど値段の差が出にくいとも言えます。

縫製工賃は、枚数によって大きく左右します。工場の経済ロットはその規模にもよりますが、300枚以上とお考え下さい。このくらいあれば、工賃は比較的に抑えることが可能です。

これはなぜかというと、手間の差です。例えば、縫製ラインに入れる際に、100枚であっても300枚であっても、ラインに流すということは同じです。ラインに流す前は、色糸をセットしたり、縫製仕様を確認したりしますが、これが仕様も型も違うものが3型各100枚か、1型で300枚か、どちらが効率的かはすぐにわかるかと思います。

洋服の売価

洋服の原価を紹介しましたが、厳密にいくと、洋服が縫製工場で出来上がった後は、検品と運送費が入ることが通常です。また、国外で作っていた場合、ここに関税などもさらに必要になってきます。

その後、会社の利益が入り、洋服1枚の売価が決定する流れになります。

一般的に百貨店アパレルの原価率が25%前後ですので、仮に洋服1枚の原価が5,000円だった場合、5,000円/0.25=20,000円くらいが売価として設定されます(※あくまで一例です。アイテムやブランドによっても原価率は前後します)

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今回は、以上となります。